ゲストハウス思い出ノート・亀時間賞の受賞作品発表!
●Merakiさん
懸賞:ドミトリー宿泊券
【受賞理由】: 「ゲストハウスの面白さは、滞在中だけでなくその先にもある」と嬉しいことを言ってくれるMerekiさん。旅先で点を作ることを繰り返して、それが線になり、次第に自分の人生の方向を指し示していく。
自分の人生に向き合い一歩ずつ進む姿に、こちらも勇気をもらっています。
お客様と出会い、時としてその人の人生の1ページになれることは、ゲストハウスをやることの大きな喜びの一つです。
●阿部湖十恵さん
懸賞:ドミトリー宿泊券
【受賞理由】: 自分の家族の稼業である湯治宿をどうしたら盛り上げられるか?という課題を抱えていた先に見つけたゲストハウス。泊まった宿のそれぞれの魅力を的確に表現する文章力が素晴らしいと思いました。
阿部さんは、息抜きの場として何度となく亀時間に泊ってくれた大切なお客様。昨年は湯治宿へのオンライン旅行イベントでもお世話になり、ぜひまた泊まっていただきたいと思っています。
●ayaさん
懸賞:ドミトリー宿泊券
【受賞理由】: 彼女に栓抜きを差し上げたことは、すっかり忘れていました。
1年後、律儀に返却してくれるまで。
初めて亀時間に来てくれた去年は、ちょうど仕事を辞められた直後のタイミング。自分で切り開く新しい人生に対して、期待と不安が入り混じっていました。
自分にもそんなときがありましたから、気持ちがよく分かるので、そっと背中を後押しするような気持ちでお話させていただきいたことを覚えています。
そして、一年後、すでに新しい人生を着実に一歩ずつ踏み出していて、鎌倉での個展開催に合わせて再度のご宿泊。その歩みを我が事のように喜び、祝杯をあげました。
文章と写真が上手で、亀時間に滞在することの魅力、近くの海を散歩することの楽しさを十二分に表現してくれています。
●さんかくワサビのオーナーさん
懸賞:オリジナル手ぬぐい(ご宿泊時に贈呈)
【受賞理由】: 今から7年前、たったの数日間だけでしたが彼女に宿直仕事をお手伝いしてもらったことがありました。期間は短かったけど個性的で、いつか爆発しそうな内に秘めたエネルギーを感じて印象に強く残りました。
時は過ぎ、大分県の佐伯という街に定住して、ゲストハウス開業したと聞いたときにはとても驚き、喜びました。しかも、宿代は1000円+投げ銭なんですよ。なんて最先端で、アヴァンギャルドなんでしょう。亀時間に憧れた、と文中で表現してくれていましたが、憧れを実現してその先へと進んでいます。
地域への溶け込み力、読む人を惹きつける文章力、多様な人々を受け入れる包容力など、彼女の大いなる飛躍が作品を読んで伝わってきて、とても嬉しくなりました。
●ムラサキさん
懸賞:オリジナル手ぬぐい(ご宿泊時に贈呈)
【受賞理由】: 想定外だったコロナ禍での東京単身赴任。
そんな中で見つけた彼女の楽しみがゲストハウス滞在でした。
いくつかの宿を渡り歩いてたどり着いた先は鎌倉、亀時間。
現在進行形で泊って下さっているので、告白するのが少し恥ずかしいような気持ちもありますが、コロナ禍にもかかわらず定期的に足を運んで、スタッフやお客様と楽しく過ごしてもらっている姿がどれだけ宿の励みになっていることでしょう。
文章を読んでいると亀時間及び全国のゲストハウスを応援していただいているお気持ちが全面に伝わってきて、宿冥利に尽きるなあとじわじわと胸が熱くなります。つい先日も満室で賑わう宿の様子を見て喜んでくれていて、もはや宿側目線でした!コロナが終わっても泊まりに来てくださいね(笑)。
●Toshiさん
懸賞:オリジナル手ぬぐい(ご宿泊時に贈呈)
【受賞理由】: Toshiさんにご宿泊いただいた夜は、別次元のような特別な時の流れがありました。振り返れば夢の中の出来事のようでもあります。一目見ただけで伝わってくる自由な魂。音楽を奏でてきた人生そのものです。
亡き奥さまへの愛、父と息子の絆が感じられて、全てを語らずとも生き様を教えてくれました。チェックアウトの朝、朝日が差し込むラウンジで息子さんが吹いてくれた尺八の音色はフルコースのあとの豪華なデザートでした。