亀時間のお正月
12月29日、初めてのお正月を迎える準備をしていると、
何だかとても晴れやかな気分になってきました。
いつも無農薬の野菜購入でお世話になっている逗子ガーデンから
門松と職人さん手作りのお飾りを入手。
玄関に飾ります。
神棚も綺麗に大掃除。
ご近所さんからクリスマスプレゼントでいただいた金の壺に榊を入れて、
大家さんから頂戴した新しいお神酒を捧げます。
そして、実は秋には出来上がっていて、
お披露目を今か、今かと待っていた新しい掛け軸。
書家、はなてるさんが亀時間の為に描き下ろしてくれたオリジナルです。
近づいて見るといろいろとストーリーがあるんですよ。
大晦日、夜もとっぷりと更けていよいよ年越しのとき、
女将すずまゆが早稲田の穴八幡宮にて授かった
「一陽来復御守」を東南の方角の壁に設置します。
ちょうど年が変わるタイミングで、という女将からの指令があったのですが、
まさに年越し蕎麦が茹で上がるー、という時に年越しが来そうになってしまい、
宿直スタッフのコウと二人でオロオロ。
コウが落ち着きを取り戻し、左手で電話の受話器を持ち時報を聞きながら、
右手でビシッと決めてくれました。
そして去年神棚に上げていたお神酒を、
滞在しているお客様に振るまって新年を祝いました。
僕は夜中に亀を抜けだして、ご近所の五所神社に初詣。
静けさがかえって神妙な気持ちにさせてくれます。
お参りすると、御洗米を頂きました。ご飯を炊くときに混ぜて食べると福がくるとのこと。
その後、ご近所さんから愛される定食屋さん「満」に立ち寄りました。
この日は終日営業しており、沢山の常連さんで大賑い。
開業時期が亀時間と近いせいもあり、お互いの一年の苦労を労いました。
亀時間、元旦の朝食は特別メニュー、お雑煮関東風ベジスタイル。
古民家には正月が良く似合いますね。
<MASA>