モロッコランチとモモコ・サンフィのお話会Vol.3「食べて！作って！結婚して！」報告

2021/05/08
亀時間のイベント

2021年5月5日に開催されたイベント、モロッコランチとモモコ・サンフィのお話会Vol.3「食べて！作って！結婚して！」の報告です。日本に居ながら、モロッコへ旅するような気分を味わって頂きたいと企画しましたが、実際に亀時間がモロッコ色に染まった一日でした！

モロッコでベルベル人の彼と出会い、お付き合いを始めたモモコさん。過去開かれた二回のお話会は「食べて！作って！恋をして？！」というタイトルでした。しかし、その後、再びモロッコに飛び、ロックダウンで外出禁止になるなどのコロナ禍を乗り越えて、無事に結婚して、二人で日本に戻ってきたのです！そして、今回のイベントタイトルが、「食べて！作って！結婚して！」に変更されました。

旦那さんはとてももてなし上手で、料理だけでなく、お香を焚いたり、ミントティーの茶芸、コーランの詠唱、砂漠でのスカーフの巻き方実演などで参加者を楽しませてくれました。とても綺麗好きで、キッチンもきちんと掃き掃除を一度だけでなく、何度もしてくれて、その働き者っぷりに驚きました。大学時代の友人だというベルベル人のお友達も助っ人で登場。調理だけでなく、ベルベル人のお母さんの歌で美声でを聞かせてくれて盛り上がりました。

料理は鰯のつみれのタジン鍋、クレープを細く切って麺のようにした大皿料理ルフィア、モロッコのパンアロガンとルルライフなど、本格的で現地の味がしました（←行ったことないけど！）。

金融業界を飛び出してインド、タイ、モロッコへ。モモコさんの波乱万丈なライフストーリーとそこから見える達観の境地、モロッコでの珍道中、ベルベル人の旦那さんが初来日でカルチャーショックを受けている話など、興味深い話を連発。モモコさんの話術は経験に裏付けられている分、説得力があって人を惹きつけます。個人的にはベルベル人の年配の人たちは文字が読めないけど、その分感覚が鋭いという話になるほど、と感心しました。

こぼれ話ですが、イベント中に中座して亀時間の個室に籠った旦那さんのご友人。何をしているのかと不思議に思ったら、メッカに向かってお祈りをしていたのでした。写真はメッカの方角を調べるアプリ。イベント日はちょうどラマダン中で、夕方6時までは何も食べずにいた敬虔なイスラム教徒でした。