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※明王院の写真はお寺より許可をいただいて撮影しております。

2019年6月22日(土)、23日(日)の1泊2日で開催された初の試み、
「『宿坊亀時間』仏教を知る、見る、体験する1泊2日」は無事に終了いたしました。
下記の通りご報告いたします。

●DAY1
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宿坊亀時間御一行は鎌倉駅で集合。
バスで大塔宮まで行き、一路覚園寺へ。
午前中は土砂降りでどうなることかと案じられましたが、
バスを降りて歩く頃には雨が上がりました。

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覚園寺の境内は静寂そのもの。ウグイスの声が谷に響き渡る中、梅雨の水滲む苔むした庭を散策。
点在する色とりどりの紫陽花が目を楽しませてくれ、梅の黄色い実が落ちたままたくさん転がっていることにも風情を感じました。
紫陽花を求めて大混雑しているであろう北鎌倉や長谷周辺とは対照的な世界です。

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今回は特別に、谷の最奥にある1296年に寺が創建されてから歴代29代の住職が眠る墓所を仲田住職自らご案内いただきました。
そこは本当に神聖な空間で、700年の時を経て現在に至るこの地の歴史を体感できる特別な場所。
言葉では言い表せない満ち足りた気持ちになりました。
最後にみんなで愛染堂にて般若心経の読経をして覚園寺をお暇。
バスを乗り継いで亀時間に向かいます。

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亀時間に到着。朝採れフレッシュミントティーでリラックスした後、
簡単な瞑想体験。

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雨上がりの夕暮れ空。材木座の誇る銭湯、清水湯さんにてさっぱり。

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亀時間に戻ったら夕食です。
夕食はcafe kamejikan店長ゆうりによる精進料理風のおかずが並びます。
釜炊きご飯と亀時間お手製の味噌で作った味噌汁。

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おかずはどれも手間をかけて作られています。
大皿を取り分けることで自然と参加者同士のコミュニケーションも弾みます。

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夜は神田和尚の自己紹介「仏教の教えが心にくれた効用。なぜ私は出家したのか」。
そして参加者の自己紹介から僧侶との対話へ。
就寝時間を過ぎても話は尽きません。眠くなって一度寝室に向かった参加者も、
興味深い内容を聞きつけて再びラウンジに戻ってきました(笑)。

●DAY2

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朝は5時半に起床して6時から2回目の瞑想体験。
神田和尚は高野山で学んだだけでなく、タイで3年の修行経験があります。
タイの著名な高僧、故アーチャン・チャー氏による瞑想のガイダンスを学びます。

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20分の瞑想を2セット。呼吸に意識を向けていきます。
皆さん経験者ですか?と思うほどに集中が高まっていて驚きました。

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お粥と漬物でシンプルな朝食を食べた後、明王院へ移動します。
明王院では毎月28日の護摩法要でのみ開帳する不動明王を特別参拝。
こちらの不動明王は鎌倉時代の仏師、定慶作。元寇退散の祈祷が明王院で行われたのですが、
その時にも使われた本物です。
神田和尚は護摩法要についての解説もしてくれました。
お供え物など全てに意味があることが分かると有難みが増します。
本堂で般若心経の読経をしました。
これにてプログラム終了です。

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最後は本堂隣、茅葺屋根の庫裏にてシェアリング。
特別に明王院住職から「同行二人」についての法話をいただくことも出来ました。
参加者からは「憧れの亀時間を体験できて嬉しいです。覚園寺さんの奥の森は一生忘れないと思います。神田和尚さんの人柄が私たちと近くて親しみやすかったです。」、「(瞑想について)普段何気なく過ごしている時間の中で、自分の呼吸に目を向けたことはなかったので新鮮な時間でした。」、「(瞑想について)静かに自分に向かい合うことができました」、「(神田和尚について)真面目なお話からざっくばらんな裏話まで面白かったです」、「短く感じる密度の濃い時間でした」「本当に参加できて良かったと思っています!神田和尚さんに出会えた事が嬉しかったです。」「お寺のすばらしさもそうですが、神田和尚や個性あふれる参加者の皆様と過ごした時間が大変心に残りました。瞑想は初体験でしたが、これからも続けてみたいと思います。」など有難い感想をいただきました。

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初回で不確定要素も多く、改善すべき反省点も多々ありました。
しかし、参加者の皆様がすべてを寛大な心で受け止めてくれただけでなく、
積極的に良い場を共に作っていただけたことでとても充実した良い時間となりました。
快く企画へご協力いただきました覚園寺様、明王院様にもお礼申し上げます。
そして、今回の企画は神田和尚のご尽力無しには実現できませんでした。心より感謝いたします。
第二回も開催したいと考えていますので続報をお楽しみに。

<MASA>