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鎌倉は年末年始にかけて交通規制があり、外からの車が入らないので毎年静かなお正月を過ごすことができます。今年はコロナの影響で、神社仏閣での各種行事が中止となり、観光客も参拝自粛したため、いつにも増して静かなお正月となりました。大晦日と元旦の材木座及び鎌倉中心部の様子を報告します。

当初は開催予定だった材木座、光明寺の除夜の鐘撞き。毎年楽しみにしていたのですが、一般参加は中止となりお坊さんが108回撞くことに変更されました。23時から撞くと聞いて、宿泊のお客様と向かったのですが、境内がとても暗くて驚きました。

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普段は山門がライトアップされて、かがり火が境内で焚かれているのですが、明かりは必要最小限に抑えられていました。参拝客も非常に少なく、いつも鐘を撞いた後に振舞われる根幸汁も当然ありません。前向きに捉えれば厳かな雰囲気を味わえて良いですが、ちょっと寂しい印象がぬぐえません。
お堂の中に入ることも叶わず、僕らはお参りを済ませると、すぐにやることが無くなってしまいました。

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ゆっくりと歩きながら材木座の鎮守、五所神社に初詣へ。

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こちらも甘酒の振舞いもなく、人も少なく・・・。
静かに年を越して、初詣。
粛々と迎えた新年。ハッピーニューイヤーという言葉は似合いません。
もう寝るしかありません。お休みなさい。

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元旦の朝です。
気を取り直して、元八幡こと由比若宮へ参拝に行くと、地元客でボチボチ賑わっていました。
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亀時間の神棚に捧げる福笹をいただきに本覚寺へ。
いつもなら恵比寿様のご利益にあやかる鎌倉の商売人たちで賑わい、
めでたい空気感で一杯の場所ですが、ここも驚きの人の少なさ。
目に福と毎年楽しみにしていた艶やかな着物を着た福娘も見当たりません。

お寺の世話人の方に伺ったところ、福笹の販売すら中止の危機だったそう。
伝統を絶やしてはいけない、と元福娘の女性が中止の流れを変えて、販売してくれる運びとなりました。
なんでも自粛すれば良いってもんではないですよね。
商売繫盛を願ってくれる掛け声も無しですが、致し方ありません。
とりあえず福笹を入手出来て一安心しました。

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この調子なら、いつもは大混雑で近寄ろうとも思わない、鶴岡八幡宮も空いているだろうと足を向けてみました。段葛もほら、この通りのガラガラ状態。

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二の鳥居に鎮座する巨大な狛犬もコロナ感染予防でマスク着用です。

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本殿に向かう道は半分に仕切られて一方通行でした。
御祈禱は通常本殿で執り行われますが、今年は舞殿にて開催。お守りも舞殿のすぐ脇で販売しておりました。

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本殿への階段がこの空き具合で、本当に驚きました。密になることなく参拝が出来てしまいました。
露店も沢山出ていますが、どこも忙しそうにありません。
暇そうな露店のおじちゃんと話しをしたら、「わざわざ九州から来たんだけどなあ、人類はコロナに負けた!」と諦め顔でした。

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小町通りだけはそれなりの賑わいがありました。密じゃないか!とコロナ警察が怒りそうな状態でしたが、お客様を迎える側としては観光客が来ていることだけで何だか安心してしまいました。
亀時間も通常なら連日満室になる年末年始ですが、今年満室になったのは大晦日だけ。改めてコロナ自粛の影響を強く感じた、今年のお正月でした。

早く元通りになって欲しいなと思っている矢先に、緊急事態宣言発令のニュース。
臥薪嘗胆、しばらくは辛抱が続きそうです。

<MASA>