竹塀2019

昨年2018年9月末に鎌倉を襲った台風により亀時間の外塀が骨組みを残して大破しました。
もともと簾を使っていたので強風に弱く、毎年秋の台風の季節が終ると新調していましたが昨年は特に被害が酷かったです。

cof sdr 見るも無残な姿・・・。

そこで現在造園周りの仕事をやっている元スタッフRomiに相談した結果、
丈夫で簡単に壊れないように竹でちゃんとした塀を作ることが決まりました。
11月9日に作業開始。僕はRomiの下働きでお手伝いです。
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こちらが業者さんから仕入れた材料の女竹300本。均質で美しいですね。ネットでは手に入らない代物です。
まずは竹を電動のこぎりで切ります。
木材は若宮大路の林屋材木店より入手。防水性を高める為バーナーで焼いていきます。
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僕の不在の間にRomiが木材で枠を作ってくれました。
そこに切った竹をはめ込んでいきます。
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取り敢えず竹を全てはめ込みました。もうほとんど完成ですが、Romiが多忙になり仕上げ作業はしばし中断。

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春の足音が聞こえてきた3月1日。やっと最後の仕上げ、シュロ縄を縛る作業です。
縄を水に漬けてから作業することで乾いたときにピシッと締め付けが決まります。
手が真っ黒に汚れるし、周りも汚れて大変ですが、そこを横着しないところがプロのプロたる所以ですね。

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足掛け4か月、ついに立派な竹塀が完成しました!屋根のような笠木が乗ったスタイルです。
こちらのリンクに様々な竹垣の種類が載っていますが、「清水垣」というものに一番近いようです。
https://www.yoshimura-zouen.co.jp/zouengijutu/takegaki/takegaki15/

作業をしている最中のこと、ご近所のおばさま達が通りすがりに
「京都でも今時プラスチックよ、凄いわねえ」とお喋りする声が聞こえてきました。
天然素材は風情があるし、劣化しても自然に還るのが気持ち良いですね。
亀時間の建物に相応しい竹垣が出来たお蔭で風格がぐっと上がったように思います。
最後に竹垣の早口言葉を紹介。
「この竹垣に竹立てかけたのは竹立てかけたかったから竹立てかけた」。
これすごく難しいです。僕は上手に言える気がしません。

造園周りのことは元スタッフRomiがやっているsadamoriyaへどうぞ。
https://www.instagram.com/romi_sadamoriya/

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