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1月10日本覚寺の本えびすと1月11日材木座の汐神楽

鎌倉のお正月。
本覚寺では毎年1月10日に本えびすというお祭りが行われます。


境内には夷堂(えびすどう)があり商売の神様を祀っているので、
鎌倉内外の人々が一年間の商売繁盛を願ってやってきます。


男性にとって目に福なのが、清らかな巫女姿で迎えてくれる
沢山の若い福娘さんたちの存在。

境内でとれる鳳凰笹(ほうおうざさ)を使った縁起物「福笹」を買うと、
福娘たちが声を揃えて「商売繁盛、お祈り申し上げま~す!」
と唱えてくれます。これはご利益がありそう。

今年は亀時間スタッフも集合して、福笹を買い求め、
商売繁盛と家内安全を祈願しました。

早速福笹を亀時間の神棚に飾りました。

翌日の1月11日は毎年、材木座海岸で汐神楽が行われます。


気持ち良い冬の晴れの日、材木座の海岸からはいつも富士山が右手に見えます。
冬だとより近くに感じるのは、空気が澄んでいるからでしょうか。


漁業組合の法被。カッコイイですね。


太鼓の音と共に舞うように祈祷します。

亀時間を開業日に清めていただいた八雲神社の方を含む3名の神主さんが、海の安全と豊漁を祈願。

神主さんは祈祷が終わると、お面を付けてちょっと愉快な神楽を舞います。

茶色いお面を付けた道化役の方はあちこちにみかんをばら撒くのですが、
いたずら好きなので、時に渡すフリをして別の方向に投げてしまったり。

近くの幼稚園からやってきた子供たちもお面の異形にビクビクしていましたが、
恐る恐るみかんを貰って大喜び。其の姿に大人たちからも笑みがこぼれます。


神楽が終わると正月飾りのお焚き上げ。
火を放つとあっという間に炎の柱が立ちました。

本えびすと汐神楽は鎌倉の冬の風物詩。
昔から連綿と続いてきた習俗が、しっかりと残る鎌倉の良さを感じた今年のお正月でした。

<MASA>

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