skip to Main Content

庭づくり進行中&お手伝い再募集


先日公募した庭づくりモグラ募集に、
有志が集まってくれて、庭づくりが少しずつ進んでいます。
素人集団ですが、楽しみながらやっています。
大変ですけど、本当に楽しいのです。

人生において庭を作るという作業をする回数は、
造園業者にならない限り1回あるか無いか。
これは貴重な体験です。

庭づくり開始の号令は一枚のお知らせから。
自宅の隣に、綺麗に手入れされた庭があったのですが、
家が取り壊されて新しい分譲地になることが決定したとの告知。

過去の経験から解体業者は全て捨ててしまうことが分かっていたので、
取り壊し前夜に連絡を取り、庭の植物を譲っていただくことに。
救出した植物は山吹、ボケ、千両、水仙。
ついでに大きな水鉢も土から掘り起こし、石、砂利も頂戴しました。

以前から裏庭を整備したいなあとは思っていましたが、
土は非常に硬いし、お金もかかるしということで、後回しにしていました。
しかし植物を頂戴した以上、植えてあげない訳にいきません。
決意を固めてのモグラ募集と相成りました。

初めての庭づくり。
お手伝いさんを募集したは良いものの、
どこから手をつけるべきか検討もつきません。

とりあえず庭造りの本をインターネットで買ってみましたが、
和+モダンな今風の庭ばかりが並び、
庭づくりというタイトルが付きながら、実際の作り方は載っておらず、
巻末には造園業者のリストが並ぶ営業本。
あまり参考になりませんでした。

鎌倉のお寺を回ったら一番良いのでしょうが、そんな時間もありません。
手元にある植物、石などの材料と、漠然としたイメージだけを頼りに、
結局お手伝いさんと一緒に相談しながら進めることに。

ポイントは植木職人けんじくんの一言アドバイス、「土台作りが一番大事」。

最初に登場したのはマイナス12度の剣道寒稽古で
心身を鍛えたとおるくん。はるばる長野から3日間やってきてくれました。
初日は小雨降る中、植物を植える予定の場所の土を掘るという
地味な作業を快くこなしてくれました。


翌日飛び石を打つ作業を開始。
亀時間オープン当初も一度飛び石を打ったのですが、
適当にやったので全くイマイチな状態。
全ての石をとおるくんに掘り返してもらい再挑戦です。


事前に並べて、埋め込んだ状態を想像することを何度も繰り返します。
最初は適当にやってみたものの、イマイチ決まりません。
結局壁にぶつかってしまいこの日は後回しに。


現在は検索すれば大抵のことは出てくるインターネット時代。
「石同士の面を並行に並べると綺麗に見える」というコツを得て、
試行錯誤の上、これだ!という配置を見つけました。

埋め込み作業を手伝ってくれたあきこさん。
亀時間宿泊リピーターです。


どうでしょう?曲がっていても、面と面を合わせてあるので、
どこか規則的で、見ていて落ち着きます。


土を平にならすのは、まるで遺跡の発掘調査のような地味な作業。
ならしては足で踏み固め、均しては踏み固めを続けます。
でもこれをやると確かに場が落ち着いてきます。
ありささんがこの作業を頑張ってくれました。


土が整ったところで、3日目のとおるくんにさくらんぼを植えてもらいました。
事前の穴掘り起こし作業はあまりに土が硬くて、とおるくんは吠えてました。
僕は別の仕事をしていたので、遠吠えを聞きながら聞こえないふり(笑)。




腐葉土、鹿沼土、培養土をこれまたネット検索で得た配合率を参考に混ぜていきます。


コンクリートの打ちっぱなし部分をどうやって隠すかという課題もありました。
千葉からやってきたシェフこういちくんと屠殺女子(?!)ちはるさんと一緒に検討。


以前もらってきた家紋入りの瓦を板で挟んで組むという方針が決定。
あとはどこからか木材を調達できる日を待ちましょう。

そして鎌倉在住の庭好き女子ゆりこさんが、
お友達のせーやんさんと植物の植え付け作業を手伝ってくれました。


どこに何を植えるかなんて、正解の無い作業ですが、
こっちはどうか、あっちはどうかと試していると
なんとなく答えは見えてきます。そこが楽しいのです。

仕上げに裏に生えているシダと雪の下を移植。


だいぶ庭っぽくなってきましたね。
嬉しくて何度も眺めてしまいます。


ご近所の猫さんも進捗が気になって様子を見学に来ました。

多くの協力者のお力でガウディのサグラダ・ファミリア未満の状態だった、
庭づくりにゴールが見えてきました。どうもありがとうございます!

しかしまだ完成には至っておりませんので、
下記の通り再びお手伝いを募集いたします!

作業日3月7日(水)~8日(木)
作業内容:竹を編んだり、掃除したりの男女ともに出来る作業です。
特典:亀時間のドミトリーに半額(通常3500円のところ1750円)で宿泊。
    マサの手作り夕飯付き、朝食は半額にて。
労働時間:一日3時間~お好きな時間で
ご興味ある方は、下記リンク先のフォームよりお申し込み下さい。
https://kamejikan.com/?page_id=46

<MASA>

Back To Top