インド時間@亀時間レポート
最高の晴天に恵まれた9月10日土曜日。
江ノ電『極楽寺駅』で集合。
参加者一同はバラッツさんのお宅アナン邸に向かいます。
まずはアナン邸にてバラッツさんのお父様アナンさんが、
シャバアーサナ(ヨガのポーズの一種)から始まる
ヨガと生活全般についての指導。この講義は予定には無かったサプライズ!
そしてランチにインド北西部グジャラートの料理をいただきました。
玄米だったり、和洋折衷だったり。とてもヘルシーです。
涅槃のポーズで身体を休めた後に、
一同はアナン邸を出て一路材木座の亀時間を目指します。
鎌倉育ちのバラッツさんが、道中にある神社やお寺に祀られている
インドの神様を紐解いてくれます。
日本とインドは昔から繋がっているんですね。
観光客は決して踏み入れることのない路地を
通りながら材木座ビーチへ抜けていきます。
この日は真夏が戻ってきたように暑い日差しがさしたので
一同満足しつつも、到着する頃にはちょっとお疲れ。
亀時間のラウンジにてウェルカムドリンクの
手作り赤紫蘇ビネガーソーダを飲んでクールダウン。
一休みしてドミトリーにチェックイン。
そしてラクシュミさんによるアーユルヴェーダワークショップの開始。
まずはマッサージオイルの作り方指導。
家庭にある材料で出来てしまう簡単さに驚きます。
そして二人一組になってアーユルヴェーダのマッサージ法を教わります。
してもらっている人達はかなり気持ちよさそう!
オイルですべりが良くなり、無駄な力が入らずにできるようになるんですね。
背中、手、そして最後は頭のマッサージ法を教わり終了。
たっぷり指導してもらったので時間を少しオーバーしてしまいました。
参加者は亀時間の近所にある旧鎌倉地域唯一の銭湯『清水湯』へ。
汗とオイルをさっぱりと洗い流して、亀時間に戻ると、
バラッツさんが夕飯の準備を整えてくれていました。
夕飯は鎌倉野菜の優しいスパイス料理。
ターメリック、コリアンダー、クミンを中心にしながら、
レンコン、ごぼうなど日本の素材を使った美味しいスパイス料理を作ってくれました。
そして焼きたてのチャパティが次々とテーブルに運ばれてきます。
よくあるインド料理屋の料理と違って、油を少ししか使わないので、胃に全くもたれません。
食後はアーユルヴェーダのお話やインドの食のはなしなど尽きることはなく。
でも、翌日は早起きなので10時過ぎにはみんなベッドへ。
翌日11日も快晴!
起きたらまずは白湯を飲むのがアーユルヴェーダ健康法。
そして早朝の気持ち良いプラーナ(アーユルヴェーダの言葉でエネルギーのこと)を
取り込むため、6時過ぎに亀時間から徒歩3分の材木座ビーチへ。
海の家もなくなり広くなったビーチで、青空と碧い海を目の前に、
瞑想、呼吸、簡単なヨガなどをたっぷり2時間。
亀時間に戻ってくるとみんなすっきりとした顔で、輝くような笑顔になっていました。
参加者をバラッツさんがチャイでお出迎え。
『チャーイ、チャイ、チャイ!』
そしてそのまま朝食へ突入。
南インドの朝食、セモリナ粉をスパイスと混ぜた『ウップマー』とキュウリのヨーグルトサラダとターメリックポテト。
スパイスが効いているけど優しい味でどんどん食べてしまいます。
混ぜて、手で食べると一番美味しいという訳で、みんな手を使って食べました。
最初は抵抗がありますけど、味覚だけでなく触覚も加わるのでとても美味しいのです。
ラクシュミさんは流石に指使いが上手でした。
食後はバラッツさんが1泊2日で食べた食事のレシピを惜しげも無く公開!
皆熱心にメモを取っていました。
あっという間の1泊2日。
参加者の皆さんはみんな首都圏から来た方たち。
鎌倉は近くて普段は日帰りだけど、
泊まったことで気分がリフレッシュできたと言っていただけたことが、
亀時間としても嬉しかったです。
この二日間でインドの食、アーユルヴェーダと呼ばれる伝統医学から学んだ、
沢山のことが、参加者のこれからの生活に生かされていくことでしょう。
また来年続編を行いたいと思いますので、
お楽しみに!