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4月21日から23日にかけて2泊3日で開催されたアースキューブジャパン主催
「地域と生きるゲストハウス開業合宿 IN 鎌倉」に参加してきました。
僕がご一緒できたのは、初日の交流会、最終日のトークライブとその後のワークショップ途中まで
でしたが、十分にみんなで創る時間の楽しさを味わうことができました。

http://earthcube.jp/2017/01/21/18/

参加者は計10名、北は北海道から南は鹿児島まで様々な地域から個性的な人たちが集まりました。
受け入れ側のスタッフは総勢11人。主催のアースキューブジャパンの中村さんと山田さんは
倉敷の有名なゲストハウス有鄰庵の創業者と初代女将です。
もう一人の講師は安曇野・地球宿の増田望三郎さん。
他のスタッフは過去に合宿に参加された方たちがそれぞれの特技を活かして
サポーターとして加わり受け入れ態勢は万端です。

初日のスケジュール終了後、北鎌倉の人気イタリアン「タケル クインディチ」
で行われた交流会の席でのこと。
ゲストハウス開業合宿なのに中村さんは「ゲストハウス」はやるな!
と矛盾するような発言が飛び出しました。
というのも、いまゲストハウスブームの結果、全国に約800軒のゲストハウスがあるそうです。
ブームになる前にはそれぞれが自由に想いを持って宿を立ち上げて、
そこに共感する人が集まったことでしょう。
それが今では元ペンションや民宿がゲストハウスと名前を変えただけだったり、
異業種資本がビジネスのために形だけ真似して魂が入っていないようなハコも多く見受けられます。
そんな宿にはするな、自分だけのオリジナリティとやりがいをそこに見つけてほしい、
そして良い宿同士で繋がって、本物の文化を日本中に作っていきたいという中村さんの想いがあるから。
現在日本全国を渡り歩き、沢山の事例の知識と面白いアイデアを持っているので、
彼の元には参加者からの相談がひっきりなしでした。

もう一人の講師は増田望三郎こと”ぼう”さん。
長野は安曇野に移住して自分たちで食べるものを作りながら、地球宿を開業して10年。
正月に開催される名物イベント「ドリカム新年会」では
地元の人も旅人も一緒に自分の夢を語り合い、実現に向けて大きな一歩を踏み出します。
地域に根差した活動が積み重なり、現在は市議会議員としても活躍しており、
地域おこしの模範のような方。
地方から来た参加者も多いので、彼の実績や意見は大いに参考になっていると感じました。

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左からアースキューブジャパンの山田さん、中村さん、地球宿の望さん。

今回末席ながら参加させていただき、白熱とはこういうことか!と体感しました。
参加者の意識が高く情熱を持っているので、
講師の熱と参加者の熱が相互作用し、集中力が高まって良いものが生まれてくるのです。
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そしてプレゼンを視覚化してくれるプロの「グラフィックファシリテーター」石橋さんが、
アイデアを分かりやすく伝えてくれて、見ていて飽きません。
http://facilitation-graphic.com/

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参加者のプレゼンも既存の枠に囚われない個性があり、
それぞれが興味深かったし、実現化がすぐ近いとみんなが投票したアイデアについては、
それを更に深化させるためにみんなでアイデアを出し合ったり、
共感できたことを付箋にして貼ったり。
仕事の都合で最後まではいられませんでしたが、
参加者の皆さんがこの合宿が終わった頃には、
心の中でそれぞれに大きなステップを一段上ったことと思います。
僕も時間の許す限り、アイデアや意見をお伝えしましたが、
参加者の皆さんから大いなる刺激を受け、宿の本質を振り返るいい機会を得ることができました。

参加者が熱いと主催者側にも同じ熱量が求められますから相当の体力が必要です。
全国各地でこれを18回も開催してきたアースキューブジャパンの
中村さんと山田さんの尽力に尊敬の念を抱きました。

将来、同士と呼び合えそうな人たちがこの中から出てきそうな確信を得ました。
もし地域に根差して長続きする宿の開業を考えている方がいたら、
この合宿に参加されることを強くお勧めいたします。

<MASA>