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2015年春まで宿直スタッフとして勤務してくれたしょうちゃん。
亀時間卒業後にフィリピンのセブ島へ語学留学したときは現地の様子をブログにて紹介しました。
『元宿直スタッフ、しょうちゃんのセブ島英語留学リポート』
あれから3年。最近フィンランドに1人で行ってきたと聞いて再度インタビューをお願いしました。

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マサ(以下マ)「しょうちゃん、お久しぶりです!お元気ですか?」

しょうちゃん(以下し)「お久しぶりです。元気ですよ。1週間前にフィンランドから帰国したばかりです。」

マ「お帰りなさい!亀時間を卒業してから3年、セブ島の後は何をしていたんですか?」

し「地元に戻って派遣社員としてショッピングモールで働いてました。その間に3泊4日の1人旅でベトナムにも行きましたよ。」

マ「亀時間勤務中に初の1人旅で台湾に行ったよね。2回目はどうでしたか?」

し「台湾では道に迷ったり、早朝に街に着いて居場所がなくてさまよったり大変なことも沢山ありました。でもベトナムで旅に少し慣れました。物価が安くて、食事は凄く美味しかったし、かわいい雑貨、陶器をバッチャン村で買ったりと楽しかったです。陶器の絵付けしたお店の人が親切でバス停までバイクで送ってくれて、アオザイを着たときはメイクのお姉さんの紹介で川下りツアーに参加したりといい出会いもありました。また海外に行きたいなと思える満喫の旅でした。」

マ「フィンランドに行きたいと思ったのはいつですか?」

し「元々ムーミンが好きで映画『かもめ食堂』の影響もあって4,5年前から憧れていました。


幸福度が世界一だという話も聞いてましたし、スタイリッシュで人が穏やかな印象を持っていました。行ってみたいけど航空券が高いのでどうしようかなと今年の正月にツイッターで呟いたら、

ツイートを見た亀時間のIT部長が「新春セールで安いエアチケットあるよ」って教えてくれて。往復7万円だったので思い切って買っちゃいました。仕事は今年の8月で契約更新だったので、そのタイミングで仕事やめて旅立つことを決めて。

 

マ「それはラッキー!呟いてみるもんだね。2週間の旅の概要を教えてくれますか?」

し「首都のヘルシンキは4泊+3泊で計7日間滞在、ムーミン美術館のあるタンペレへ行き1泊。飛行機で北極圏近くのロヴァニエミへ 飛び2泊してサンタクロースビレッジ訪問とオーロラツアーに参加。ムーミンワールドのあるナーンタリで1泊。あと日帰りで隣国エストニアにも行ってきました。」

マ「ここで今回の旅の一部をフェイスブックに投稿したしょうちゃんの日記で振り返りましょう。」

●マリメッコのアウトレット訪問

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今日は初めてメトロを使って移動。
ついに噂のマリメッコ本社にあるアウトレットに行ってきました!
お客は95%日本人、日本語しか聞こえへんかった…苦笑
いくらアウトレットとは言え無駄遣いせんぞ!と意気込んだのはどこにいったのか、普通じゃあり得へんぐらいの爆買いをし、会計時にびっくりして震えた。
「まぁ、今まで買いたくても我慢してたし…日本で買うより安いやろう…」と言い聞かせて落ち着かせる。爆

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社食のマリトリも利用。物価は高いフィンランド やけど、ランチは選べばリーズナブルでお腹いっぱい食べれます。ビュッフェやからここぞとばかりに色々食べ過ぎて大満足。笑
おっきい紙袋を抱えて、一度ホテルに戻りました。

●かもめ食堂

ホステルに戻った際に購入した味噌汁を飲んでから、今度は白米食べたい衝動が抑えきれず遂にここを訪れた。そう、かもめ食堂!

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少しわかりにくい場所にあるけど、見つけた瞬間の感動はすごい。
フィンランド に憧れを抱いたキッカケの1つで、何度も観た大好きな映画のメインロケ地になった場所に来れて本当に嬉しかった。

店内は映画の時とレイアウトは変わってたけど、落ち着いた雰囲気はそのままでドキドキした。
ただ、本当に、日本人ばーーーっかり。笑
1組白人ファミリーも居たけど、あとは囁き聞こえる日本語の会話。
でもまぁ気持ちはわかる、自分もその1人やから。
個人的に黒木瞳に似た日本人女性スタッフと、多分フィンランド 人の大柄で豪快そうで愛想のいい男性スタッフが忙しそうに働いてた。

そして肝心の白米は…メニューにない…なぜだ…もう口は完全に白米、いや、かもめ食堂的にならやっぱおにぎり…えええ無いんかなぁ…ってモヤモヤしてたら女性スタッフがオーダー聞きに来てくださったので、かなり食い気味におにぎりは無いのか尋ねた。苦笑

そしたらメインメニューを選んでそこにセットとしてならつけれると言われ、すぐさま唐揚げのセットで注文。
ちなみに22ユーロで日本なら絶対あり得ないけど、この時の自分にとってはそこまでして食べたかった…。
お通し?のパンを早々に平らげ、水をちびちび飲みながら待ち、その時はきた。

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お!に!ぎ!りいいいいい( ; ; )
というかこの三点セット、眩し過ぎた。

いつも早食い大食いな食い意地張りまくりなうちでも、この日ばかりは超超超噛み締めて食べました…ちなみに味は冷静になって食べたら普通の美味しさです…笑

のんびり滞在してたけど出入りが多そうだったので会計して退店しようとしたら、入り口にて日本人マダムの方々と井戸端会議。笑 異国で同じ国の人間に出会うと、何故かみんなフレンドリーになるから不思議。
旅先の不安や興奮を誰かに共有したくなるんかな。

この日はおにぎり食べれた感動で大満足したのでそのままホステルに戻った。

●ナーンタリ ムーミンワールド(休館で行けず)

この日はナーンタリへ移動。
本当はムーミンのテーマパーク、その名もムーミンワールドに行ってイケメンのスナフキンと写真を撮ってもらうのが数年前からの夢やったのに、夏季と冬の一時期だけ開いてるのは知ってて、てっきり8月中は開いてるのかと思ってたのに、まさかの到着3日前に閉園するのを航空券購入後に知って…。

気付いた時はほんまにショックで、海外一人旅の時はほぼ毎回その土地のコスプレもしてたから「ムーミンワールドでトゥーティッキでもしようかな?」とかまで考えてたのに!!!爆。なので悔しすぎるから、ムーミンのインテリアの部屋があるナーンタリスパホテルに泊まる事を目的に変えて向かう事にした。

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部屋に置いてあったムーミンパパの帽子で記念撮影するしょうちゃん。

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マ「いろいろと楽しんでることが伝わってきました!現地では文化、習慣の違いなどは感じましたか?」

し「雨が降りやすい国なのにみんな傘ささないんですよ。あとカード決済が当たり前で自分はマネパカードで支払いましたが、野菜の市場でも決済端末があって。バスや教会の入場料以外ほとんど現金は使いませんでした。あと映画「かもめ食堂」にも登場する市民プールに2日行きましたが、カルチャーショックだったのは曜日によって男性と女性が分かれており、ほとんどの現地人が恰幅の良い年配のおばさまからスレンダーな美女まで裸で泳いでいたんです。」

マ「しょうちゃんも裸で泳いだの?」

し「1日目は水着着たんですけど2日目は裸になりました。でも1日目はスタッフも女性だけだったのに2日目は男性スタッフが普通にいてて。」

マ「日本の銭湯の番台に男性が座っているようなものかなあ?それはビックリだ。まあそれも海外の醍醐味だよね。滞在中で楽しかったことはありますか?」

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し「ロヴァニエミではオーロラを見に行きました。初日はツアーがキャンセルになって、諦めきれず夜中に街を歩きまわったのですが、流石に1人でちょっと怖くなって1時間で帰り、翌日別の会社のツアーに参加しました。郊外へ1時間かけて車で移動。街灯も無い大自然の中、山小屋で夜中に焚き火しながらみんなでソーセージ焼いたり、パンを食べたり。オーロラは薄っすら緑色が見えたくらいだったのですが、星空がすっごい綺麗で感動しました。」

マ「焚き火でソーセージいいなあ。ところでフィンランドの人たちは何を食べていますか?」

し「パン、ミートボール、サーモン、芋が多いです。」

マ「IKEAのビュッフェみたいな食事だね。あの辺の国は似たようなもの食べてるんだなあ。フィンランドの食事で一番美味しかったものは?」

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し「実は1週間たったら日本食が恋しくなって、味噌汁の素を買って、タイ米でお粥作ったりしてました。でも最後に思い残さないようにと市場で8月~9月が旬のベリー、生さやえんどうを買って食べて美味しかったです。あとは、ヘルシンキにある4つの有名な市場の一つ、オールドマーケットに旅の最終日に訪問したんです。ガイドブックにも載っているスープが美味しいお店があって、そこで食べたサーモン、エビ、牡蠣などが入ったブイヤベース が一番美味しかったです。10.5ユーロでパンは食べ放題だったし。」

マ「現地で大変なことは何だったでしょうか?」

し「やはり物価ですね。1ユーロ≒130円で日本より高く感じました。宿がホステルで4000円くらい。シナモンロールが有名なベーカリーで、大きい手のひらサイズのパン2つとコーヒーを買って8ユーロだったので1000円超えます。かもめ食堂の日本食レストランは夕飯におにぎり2つ、味噌汁、から揚げを食べて2800円くらい。トナカイのステーキが名物なんですけど高すぎて諦めて、トナカイのサンドイッチを13ユーロ(1700円くらい)で食べました。どうしても前回のベトナムの物価が頭にちらついて何でも高く感じちゃったので、ホステルでパスタ作ったり自炊してました。あとサンタクロースビレッジにはサンタクロースが一人いるんですけど、写真を一緒に撮って、お話して30ユーロでした。」

マ「わー、めっちゃ高い!!僕は当分フィンランドには行けないなあ。滞在中はどんな宿に泊まりましたか?」

し「ゲストハウスやホステルを転々としました。同室のフランス、インド、韓国のお姉さん達もみんな感じ良くてガンガン話し掛けてくれて、ゲストハウスで沢山出会いがありました。もう食べきれないからと生のさやえんどうを中国人にあげたら、世話好きな人でそのさやえんどうでスープを作ってくれたり。帰りに5時間コペンハーゲンにトランジットすると言ったら、「市内観光できるから行った方がいいわよ」と勧められて、予定になかったけど実際に行きました。人魚の像は期待を裏切らないガッカリ感でしたけど(笑)。」

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あと、ホステルの10人部屋に白人女性が泊まってて、「ハロー」と声かけたら日本語で「ただいま」と返されて。話してみると日本の文化が大好きなフィンランド人でした。日本に留学経験もあり日本語が上手。仲良くなって来年3月に日本で会う予定です。」

マ「やっぱり出会いは旅を楽しくするよね。話を聞いて予定を変更したことで予想外の楽しみがあったり。旅の後に繋がる出会いがあったなら最高だよ。今回の旅には目的ってありましたか?」

し「ムーミンとフィンランドが好きな理由を探しに行った感じです。森を歩いたり、買い物したり、人と話したり。1人で雄大な景色を眺めてゆっくり、ぼーっとできて、禅をしているような気分になりスッキリしました。」

マ「ムーミンが好きな理由、フィンランドが好きな理由は見つかりましたか?」

し「ムーミンは絵がすごく可愛いのに、物語の中の会話はとても現実的なんです。それはムーミン美術館に行った時に改めて感じました。 設定もややこしくて、例えばスナフキンとミィが異父兄弟でしかもミィが姉にあたるとか。 キャラクター自体も色んな欲に負けそうになったり、自信なくして落ち込んだり、けど周りに支えてくれる存在がいたり、ただのおとぎ話でのほほんとしてるだけではなく実生活でも共感できるような内容にも魅力を感じました。もともと殆ど原作を読んでない超にわかファンの状態のまま美術館に向かったのですが、今まで知らなかった物語の内容を沢山知り、渡航前よりも更に深く好きになれてとてもよかったです。

フィンランドが好きな理由は…沢山あるけど、私にはなかった心の余裕をもってるところが良いなぁと一番思いました。 これはあくまでも私のイメージですが、路面店は大体18時で閉まるし土曜は短縮営業で日曜はお休みの店が多い。 だから働くときと休むときのメリハリがあるからみんな仕事と私生活のバランスが良さそう、とか。 人は穏やかでイライラしている人がいなかったです。距離感も適度でしつこくなくて、最初は放っておくけど聞けばとても親切でホテルまで案内してくれたり。あとトラム車内でなどの公共の場でも子育てしてる人や年配の方に自然と優しくできる雰囲気にしてたり、とか。街も建物や石畳など昔の街並みが残っていていい感じでした。 湖や森など都会でもすぐそばにゆっくりできる環境があってリフレッシュしたり、とか。 だからみんなあんなに雰囲気が良いのかなぁって、日本で全く同じ事を再現するのは難しくても、何か近付けることはないかなって考えるぐらい毎日気持ちよく楽しく過ごせる国でした。

マ「留学経験は役立ちましたか?」

し「留学したことで英語を話すことに抵抗が無くなりました。聞きたいことは英語で聞けましたし、台湾に比べて格段と上手くなったことを実感しました。でも笑いあったり、もっと突っ込んだ話をしたければ勉強しないと、とも思いました。フィンランドでは英語は大抵通じますが、指差し会話帳で簡単なフィンランド語を憶えて使ったりもしました。」

マ「挨拶くらいは覚えたほうが絶対いいよね。ところで次の旅の予定はありますか?」

し「また海外は行きたいですけど今回長期滞在は向いていないということが分かったので(笑)。最長1週間くらいでアジアの国に行きたいです。」

亀時間にいた頃は英会話は単語を並べるくらいだったしょうちゃん。台湾、セブ島語学留学、ベトナムと少しずつ海外に慣れてステップアップ。ついにフィンランドまで一人で行き、英語でコミュニケーションを取りながら、友達作ったりとたっぷり旅を楽しんで来たことを聞いて、家族の成長を見るように嬉しく思いました。

<MASA>