夏の亀時間を彩ったゴーヤカーテンは、
台風による塩風ですっかり枯れてしまいました。
ネットを取り去ると中が外から丸見えでちょっと恥ずかしいのです。

来年の春に再びゴーヤを植えるまでどうするか思案した結果、竹垣を作ることに。
亀時間の改装を開始したときに、裏庭で15年間伸び放題だった竹を
伐採した材が沢山裏庭に放置されていたのです。

お金をかけずに時間をかけて、なるべくあるものを使って作るのが、
トランジションタウンのコンセプトから生まれた亀時間のやり方。

実は竹垣構想は夏の終わりからあったのですが、もちろん作ったことなどありません。
ご近所を歩いて竹垣があると写真を撮ったりして、プランを立てました。

最初は全部竹で作る予定だったのですが、全部だと竹が足りません。

そこで登場したのが、改装時期に間違えて買ってしまい倉庫に眠っていた「すだれ」。
全体を覆うのはすだれにして、骨組みとして竹を使うほうが、
簡単そうなので、このプランが採用されました。

このスタイルの竹垣は近所に無かったので、
どうやってすだれを固定するのか、竹を柱にどう固定するか、
ここからは自分たちで考えます。
来春には取り去るから、解体しやすいほうが良いだろうということで、
竹は柱にビス止め、すだれは柱にステイプルで固定で決定。

方針決定すれば実行あるのみ。
庭の幅を測り、柱の数を検討、そして5本柱を立てて4ユニットを作成することに変更。

柱は、IT本部長スミが知り合いから譲っていただいたものと、亀時間に転がっていた古材を再利用。
埋め込みやすいようにノコギリで先端をカット。

柱は土に埋め込むので防腐処理をしたいのですが、
たったの5本のために防腐剤を買うのも、もったいない。
近所のお店に相談すると「焼けばいいんじゃない?」とのアドバイス。
そのシンプルさとノンケミカルでアースフレンドリーな手法に即採用を決定。
幸いなことに、初代宿直スタッフJUNの置き土産のハンディバーナーがあったのです。
今後、この道具を「バーナーJUN」と呼んで可愛がり、忘れ形見としましょう。

竹はまっすぐなものを選び、枝の部分をノミでカット。


バーナーで焼くと風合いがでてきて格好良くなります。

土を掘り起こし、柱を埋め込み、土を戻して足で踏み固めます。

ときどき、横から睨んで、ちゃんとまっすぐに柱が並んでいるか確認。

ミリ単位とはいいませんが、1cm以上の誤差が見つかると修正。

柱を立てたら、すだれの長さを調整しながら、ステイプルで固定。
これは電気コードなどを壁に固定するときに使うもの。
その上から、竹を柱にビスで固定します。

仕上げにだらりと垂れ下がるすだれをシュロ縄で竹に固定します。
ちなみにシュロ縄も友人からのいただきもの。
たったこれだけでそれなりに見栄えが良くなりました!

あとは同じ事の繰り返し。


ということで構想期間は約1ヶ月ですが、作業自体はたったの2日で完成!
このために新規にかけた費用は、ステイプル210円とビス大中小で約300円、
合計たったの510円!

製作中にご近所のマダムから、「うちにも作って欲しいワ!どこの業者さん?」と、
プロと勘違いされるという嬉しいお褒めの言葉をいただきました。
強度は大丈夫なはずですが、先日のような台風が来ませんように!

<MASA>