skip to Main Content

隣町に貴方のそっくりさんが住んでいたら・・・

ちょっと前のことになりますが、
今年の8月に亀時間IT本部長スミが、友人の結婚パーティーに行ったところ、
アフリカンシャツを着た僕にそっくりの格好をした人を見かけて、
こっそり写真を撮って来ました。

どうでしょう、一瞬同一人物にしか見えませんね。

昨日の夕方、修繕などの大工仕事を終えて、
亀時間の縁側にて宿直スタッフKouとコーヒーブレイクしていたところ、
知り合いのMちゃんが自転車に乗って前を通りかかりました。

二人で「Mちゃん!」と声をかけたのに、
かすかに会釈したかなあ、という微妙な仕草を残して、
そのまま通りすぎて行くではないですか。

「あれえ、ずいぶん素っ気ないねえ。」と僕らは思わず顔を見合わせました。
「僕達、何か悪いことしちゃったのかね?」
「女性は色々と難しいからさあ。」
とあれこれ理由を詮索したのですが、腑に落ちず。

するとMちゃんがしばらくして戻ってきました。
ああ、僕達が失礼をして嫌われた訳ではなかったと思いきや、
開口一番「あのー私、別の人に間違われているみたいなんです。」
僕らは「えっ!?」
「私は逗子に住んでいるんですけど、
鎌倉を走っていると、よく知らない人から挨拶されるので、
誰かに似ているのだとは感じていたんです。
特に最近その頻度が高くて困ってました。」
今回、初めて名前で声をかけられたので、意を決して戻って来たというのです。

彼女はそんな風に言うけれど、どうみてもMちゃんにしか見えません。
「え、Mちゃんじゃないんですか?」
「実は私もMというのですが、苗字です。」
なんと苗字と名前の違いはあれど、漢字まで同じという奇跡的な偶然の一致なのでした。

宿直スタッフKouが鎌倉のMちゃんの写真を持って来て、逗子のMさんに見せると、
「はあ、確かに似ていますねえ。」とぽつり。
メガネをかけているところ、ショートヘアの髪型までそっくりです。
「私、どうしたらいいのでしょうか。その方の印象が悪くなるのも申し訳ないので、
なんとなく会釈だけはするのですが。髪型を変えたほうがいいのかしら?」。
深刻な表情をするMさんに宿直スタッフKouは、
「そんな必要ありませんよ、間違えられて不快な思いをされたでしょうね。」と、
彼女の困惑をおもんぱかった優しい返事をして別れました。

鎌倉Mちゃんの旦那さんは鎌倉駅近くでカフェを営んでおり、
Mちゃんもたまにいますと伝えてショップカードを渡したので、
いつか、二人が会うことがあるかもしれません。
その時、二人が、そして旦那さんがどのような反応をするのか興味深いです。

同姓同名というのは、それほど珍しい話ではありませんし、
グーグル検索すれば自分の名前が出てくる人も多いでしょう。
でも、この地球上に外見が自分そっくりの人がいると想像すると、
ちょっと不思議な気分になります。
北朝鮮の某偉い人、サダム・フセイン氏、オサマ・ビン・ラディン氏らには、
替え玉がいるとかいう話を聞いたことがありますが、
多分ひげや特徴をわざと似せているだけで、
実際にはそれほど似ていないのではないかと推測します。

血縁でもないのにDNAの配列が偶然似てしまうことがあるのでしょうか。
自分のそっくりさんがいて、その人がもし悪人だったら、あるいは自分よりモテモテでも嫌ですね。
もしかしたら貴方のすぐ近くにも、貴方のそっくりさんが住んでいるかもしれませんよ。

<MASA>

Back To Top