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晩秋の鎌倉路地散策

鎌倉の路地は、その多くが鎌倉時代に作られたもの。
亀時間の目の前の通りも小町大路と呼ばれる鎌倉時代にできた道。
当時は鎌倉で一番栄えた通りだったのです。

微妙に曲がりながらも続いていく小道が、
太い道路の裏には必ずと言っていいほど存在します。
その有機的な線を辿っていくと、小川、忘れ去られたような石碑、
古くからそこに或る大樹、庭の花々、お寺などが現れてきます。
小鳥の鳴き声、空高い雲の流れなど、
景色が変化するリズム、季節の移ろいを感じて心が安らぎます。

鎌倉の路地散策は、派手さはないけれど、思索にふけったり、
しっとりとした情緒を噛み締めるのに最適な大人の楽しみです。

そんな路地を、鎌倉好きの宿直スタッフKouが、先日気の向くままに歩いて来ました。
どこか切ない晩秋の柔らかい光が、写真の中で輝いています。

ルート:材木座海岸~小町大路~二階堂~瑞泉寺

今、路地の散策に良い季節。
鎌倉の遅い紅葉もそろそろ始まりそうです。
夕暮れ時は冷え込みますので、暖かい格好でお越しくださいね。

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