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新年明けましておめでとうございます。

今年もこうやってご挨拶できるのは、亀を可愛がっていただいている皆様のお陰です。
この場を借りて縁ある全ての皆様に感謝いたします。

年初の抱負という言葉があります。お正月は心機一転、新しい志を立てるには最適なタイミングです。
しかしながら、亀時間では1年毎のテーマなどは決めず、亀時間らしさをどう追求できるかを毎年改めて考えています。今年もそこに変わりはありませんが、具体的には地元材木座とどうやってより良い関係を作っていけるかを考えながら一歩づつ進んでいきたいと思います。

かつて材木座には商店会が3つありました。1つ無くなって、現在2つがそれぞれに別個の活動をしています。亀時間も材木座商店会に所属していますが、そこだけでなく材木座全体でまとまった動きもあっても良いのにと思っていました。そこで町内の同じ世代のお店仲間で昨年より話し合いを重ねて、材木座を楽しくするためのアイデアを膨らませています。
この集まりの良いところは締切を決めないところ。お互いに出来ることを出来る範囲でやりましょうという合意があるからです。今年、何かの形になればそれは良いことですが、結果よりも過程を大切にしたいと思っています。みんなで共同作業をする時間の中にこそコミュニティが生まれるのですから。

亀時間は年末になると、常連のお客さんが多くなります。
1年間の仕事が一段落して、ホッと一息つきに来ていただく場として亀時間を選んでいただいているのですから、とても有り難いことです。「この空間のヴァイブスが好きだ」と言ってくれる欧米からの旅行者もいます。ヴァイブス(ヴァイブレーション)というのは日本語で「気」とも訳せる見えない雰囲気のようなもの。こまめに掃除して余計なものは置かず、風通し良くして、植物を飾り、心地よく過ごしてもらえるような気配りは万国共通で伝わるのだと確認できて嬉しくなる言葉です。質素な宿ではありますが、いらっしゃる皆様にとって心落ち着く場でありたいと願っています。

また、より良い明日を作るためのヒントを得られる場所でもありたいと思っています。
一人ひとりの知覚、世界には限界がありますが、異なる価値観に触れたり、対話をすることによって未知の新しい世界に気づけます。海外から、そして日本各地から旅人がやってきますが、それぞれが違う場所や業界で仕事をしており、なかなか他の世界について知ることがありません。でも、この場では偶然で出会った人同士の対話によって、新しい世界を知り、より良い未来への可能性に気づけるチャンスがあります。少なくても僕はそう思いながらお客さんとの対話を楽しんでいます。今年も皆さんと一緒にアイデアを持ち寄って、より良い未来を一緒に作っていきたいと思います。

お陰様で今年の4月、亀時間は5周年を迎えます。
楽しいお祭りのようなイベントを企画していますのでお楽しみに。
本年もお付き合いの程、どうぞよろしくお願いします。

亀時間代表:櫻井雅之

※写真はスタッフRomi作、申年のお飾り(しめ縄の猿とカメミカンに注目) スタッフSumi撮影

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