4ヶ月半にわたり、宿直スタッフとして働いてくれたJUNが
今日亀時間を去って行きました。

現在の亀時間があるのは、宿直スタッフJUNのお陰と言っても過言ではありません。
それくらい彼は亀時間がゲストハウスとして立ち上がるまでに多大な貢献をしてくれました。

経歴がまた良かったのです。
上場企業に務めていたけど、3・11の地震でボランティアに行こうとしたら、
会社が休暇をくれないから辞表を出して東北に向かったんだとか。
そして社宅に居られなくなり、亀時間に転がり込みました。

力の要る仕事、大変な作業の現場には常にJUNがいました。
オープンしてからも、開業までにやり残した力仕事が沢山あって、
宿泊客があまりいないのをいいことに、作業をコソコソと続けていたのです。


裏庭にはびこる竹の根を取る、地味かつ大変な作業。
スコップが2つも駄目になりました。

今年の夏、宿泊者だけでなく、前を通るご近所さんからも賞賛を浴びたゴーヤカーテン。
この苗を植える前には、10年以上伸びた木の根っこを幾つも撤去したり、
古い外灯の配線を引っこ抜いたり。
もちろん、毎日の水やりも彼の仕事でした。

黒く塗られたテーブルを表面だけ削る作業。
削りかすの埃にまみれながらの力仕事でした。

夏至の日キャンドルナイトでは廃油キャンドルJUNとしてろうそく作り指導。

宿直として夜の亀時間の安全を司るだけでなく、
シークレットバー亀時間をオープンさせて、
源氏名「ショウ」を名乗り、お客様と楽しい時間を過ごしたり。


彼の最後の仕事はIKEAのカウンターを改造したゴミ箱作り。
製材所をやられているお父様のDNAを受け継いでいたから、
かどうかは不明ですが、大工系の仕事が得意でした。


材木座のお祭りではお神輿も担ぎました。

たった4ヶ月半の間に、鎌倉に沢山の知り合いを作り、
その皆に愛されていました。

僕が忘れられない彼との思い出。
まだドミトリー(相部屋)にクーラーが設置される前のこと。
冷風機に水を注いでいたら、
大量に水が溢れて畳にこぼれてしまい、「ウワァーッ」と思わず叫んだのです。
そうしたら、JUNが数秒で飛んできて、
状況を察知して雑巾やら必要なものを持ってきてあっという間に片付けたのです。
僕が女の子なら確実に惚れてましたね。

彼が最後に作った地元栃木の名物料理「しもつかれ」。

スタッフに食べさせる前に「見た目ゲロ似、味もゲロ似」という最高の形容詞で
僕らの食欲をそそってくれました。

どんな環境でも上手くやっていけるキャラを持った好男子。
彼の新たな舞台での幸をスタッフ一同願っています。
大きくなって戻って来てね!
<MASA>