台湾のススメ(其の三)を書いてから随分と間が空いてしまいました。
心の中の旬が過ぎてしまい、「なんで鎌倉のゲストハウスが台湾の紹介してんだ!」
というツッコミが入る前に諦めようかとも思ったのですが、
意外にチェックしてくれている人たちがいることが判明。
周辺でもこのブログを参考に台湾に行くと言う嬉しい声が聞こえてきたので、
もう一踏ん張りすることにしました。

それでは、台湾のススメ(其の四)台南のお勧めスポット編スタート。

台南は台湾の京都と呼ばれる古都。
歴史は京都ほどには古いわけではないので、
期待しすぎると肩透かしをくらいますが、
台湾の人たちも「台南は台北に比べてのんびりしているところが良い。」
と言っているように、落ち着いた雰囲気が魅力です。

路地歩きが楽しい古い街並みもあちこちにありますし、
グルメの街ですから、食べ歩きだけであっという間に一日が過ぎていきます。


往路は新幹線ではなく在来線特急「自強号」で向かいました。
移動するだけでなく、車窓と旅情を楽しみたいと思ったのです。
台北から台南まで約4時間。
台中あたりの田園風景はまるで日本の田舎そのまま。
ちょうど田植えが始まっていて緑が眩しかったです。
新幹線より時間がかかった分だけ、ゆっくり景色を楽しめました。

台湾を訪問したのは2月中旬でしたが、台南駅に到着してプラットフォームに降りると、
南国を思わせるムワッとした熱気を感じ、開放感がみなぎって嬉しくなりました。
日本で寒さに耐えていた皆さん、すいません!

台南は台湾の中でも美味しいものが集まる街として知られ、歴史ある数々の名店が存在します。
僕達もまずはそれらを味わってみることにしました。

台湾の定番グルメその1 ちまきの再發號

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学校給食の牛乳テトラパックを彷彿とさせるサイズがビックリな八宝ちまき。
中には、ホタテ、栗、豚肉、しいたけ、などなど山海の幸が隠れています。
食べ応えがあり、これ一皿でお腹一杯になります。





台湾の定番グルメその2 度小月担仔麺(ダンツーメン)


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この店が発祥の担仔麺(ダンツーメン)。
小さく盛られた麺の上にひき肉、おろしニンニク、ゆでたエビ、以上。
シンプルを追求してここに極まれり。
労働者階級のご飯というには、
テーブルに運ばれたその瞬間にお代わりしたくなる量がちょっと残念です。

お店は綺麗になっても、麺を作るスタイルは屋台だった昔そのまま。
ちょっと人気が出ると大手メーカーから大量生産される
日本のラーメン屋とは、ひと味違うその心意気が素晴らしいですね。 
台北にも支店がありますが、こちらが本店です。



台湾の定番グルメその3 莉莉水果店


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観光スポット孔子廟からも程近いここは、台南で一番古い果物屋さんとのこと。
果物をそのまま売るだけでなく、カットしたり、かき氷にしたりスイーツとしても提供してくれます。
暑くなかったのに無理やりかき氷を注文。
案の定、トッピングだけが先に無くなり、氷は大部分残してしまいました。

台湾ではトマトは果物の部類だそう。
宿泊した台南のお勧めホステルIRIS’ TOWERのアイリス姉さんのお勧めがこちらのトマトの蜜かけ。
しょうがのすりおろし入りの黒蜜という、日本では未体験ゾーンの味覚が新鮮でした。



食後ブラブラと夜の散歩を楽しんでいたら祭りに遭遇。
旅先での予期せぬ出来事ってとても嬉しいですよね。
皆さん、お祈りを順番に捧げていました。




お勧めスポットその1 安平(アンピン)

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安平は17世紀にオランダが建てたお城を中心に古い街並みが残っており、
観光地としても整備されてきております。
国営放送でもブラブラするだけの旅番組をやっていますけど、
あんな感じでのんびり歩くのが楽しい街です。




民家の中を覗くと、大皿の上に何か載っています。


お昼寝猫ちゃんでした。


家の壁にしっくいか何かを盛って作った船。
日本の鏝絵もびっくりの巨大アートです。


近づくとちゃんと船員の表情があり、それぞれが仕事をしている様が活写されてます。

お勧めスポットその2 水仙宮市場周辺

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この市場周辺には行列の出来るお店が集まっています。


朝から焼餃子という日本ではウルトラC級の荒業も、台湾なら朝飯前。
地元民で混雑していたので、勇気を出して入店。
美味しかったので胃が受け付けてくれました。
台湾の餃子全般に言えることですが、皮が手作りだからモチモチで、本当に美味しいです。


お勧めスポットその3 神農街

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古い建物が連なる路地が近年ギャラリー、雑貨屋、カフェ、バーなどに改装されて
台南一のオシャレストリートに変身。水仙宮市場からもすぐ近く。
昼も良いですが、夜に行ったほうが雰囲気があってお勧めです!




コーヒーの値段も日本並と、かなり強気なこちらのカフェ 「Taikoo」。
中から外を眺めていると、台湾の高感度ヤングたちがひっきりなしにカメラを向けるので、
人気者になった気分を味わえます。
故アンディ・ウォーホールの迷言「誰でも15分間は有名人になれる」とはこのカフェのことです。



高級カフェオレを飲んでふと隣に目をやると、そこにいたのは美人二人組。
発作的に、日台草の根友好親善大使としての自分の使命を思い出し、
声をかけてみました。
彼らは台北から遊びに来ていた姉妹だったのですが、
親切に台南のお勧め観光スポットを教えてくれました。
日本語を話せるという友人に電話までかけてくれましたよ。
見知らぬ旅先での出会いは旅の醍醐味ですね。
もちろん亀時間の紹介も忘れませんでした。
いつか鎌倉に遊びに来てね。

非お勧めスポット 桃園夜市

こちら台湾最大規模という触れ込みの夜市。週末土日のみの開催です。
まず、ここに辿り着くまでに渋滞に巻き込まれます。夜市渋滞です。



何とかたどり着いたは良いのですが人の洪水。


十字路では4つの方向に行きたい人たちが、押し合いへし合い。
もうにっちもさっちもいかない状態です。
山手線か埼京線の通勤ラッシュにも匹敵する殺人的混雑。
どの店のテーブルもほぼ満席。何もすることが出来ません。
人気の無い店でちょこっと買い食いしただけでギブアップ。
到着して30分もしないうちに退散してしまいました。

台北への帰路は快適な新幹線で。たったの1時間半で台北に戻ります。
駅は台南市街から離れているのですが、無料シャトルバスが出ているので便利です。
車内も広く、ゆったりシートで文句なし。車内販売もありますよ。

次回はいよいよ最終回、台南のお勧め宿です。